ニッポン人こわいよー
日本には資源があまりない。
また精神的な資源もあまりない。
誉め言葉も外国から輸入せざるを得ない。
そして悪いことをしちゃった人をテレビで見たときはチャンス。
その悪?人からは奪い放題だ。
ピエール瀧さんやゴーンさんのニュースをみていたら、日本のダークサイドのようなものを感じてなんだか怖かった。(2人じゃなくてぼくら観客の方)
外国へ行くと奪うやつはちゃんと奪いそうな顔をしているけど、日本ではなかなか見分けがつかない。
ゴーンさんもきっと誰と戦っているのか?もわからないだろう。
たぶん日本という国は、全員が匿名になって一人を攻撃する軍隊アリの大群のような感じに見えている気がする。(戦争のとき外国は日本をそう恐れたらしい)
ふつうの先進国では半分くらいが逆の意見になってバランスがとられるものだと思うけど、
日本人はみんな同じ、
文字通りどんなことにも一丸となってしまう。
そのときにはだれも思考しない。
ただ一丸となるだけ。
みんなちゃんとしていて、正しさ?やルール?で囲って逃げれなくなった獲物を食べることは「善」、みたいな感じが恐ろしい。
多数決なんて仕方がない場合にやるどうしようもない妥協案なのに、そんなものは実質は権力に過ぎないのに、
多数側の自分は正しい、ルール側にいる自分は正しい、自分こそが善、と心の底から信じている。
独裁者や共産党の国で警察につかまったら一方的に裁かれて終わり…みたいな怖さに似てる。
日本はいつからそんなあぶない一神教みたいな国になったのか…?
八百万の神はどこへ行ってしまったの…?悲
前時代的な手法である多数決の悲しさも理解できないわれわれは、本当に先進国なの?
正しさでもって人を追い回す「ちゃんとしたニッポン人」…
こわいよー。
でもまあそんなちゃんとした人たちは……がんばっている。
そういう人たちもまた恐れでいっぱい。
自分が裁かれるほうに回らないことに、全神経を集中しながら、緊張しながら生きている。
そこそこうまくいっているときは気が付かないけど、ほんとは疲れていて、苦しんでいて、それが怒りに変わっている。
がんばればがんばるほど、がんばらない人が、だめな人が、ルールに従えない人が、失敗しちゃった人が、
自分がそうなるかもしれないという隠れた恐怖を煽るから、
許せない。
個人というよりもそういう社会が、
悲しいよー。
心の世界はまだ焼け野原のままだよー。
経済世界第3位で、治安の良さもトップクラスで、だれもが羨むような国なはずなのに、
わたし個人の感じ方なんだろうけど、こういうときに、
世界「幸福」度ランキングはたしかに58位だなあと感じる。
うまく説明はできないけど。
敵よりも身内のほうが怖い…
なんとも言えない緊張感でいっぱいなぼくら…
(そういえば韓国人の友人が自国について同じようなことを言ってたなあ。集団で個人を責めたい異様なほどの願望は、アジア人特有かなあ?)
なんだか今日は愚痴がとまらないなあ…苦笑
YOUTUBEに邦楽は根こそぎないもんだと思ってけど、少しあった。(とさらにグチる…笑)