人生を歩むペース配分について
人間の関節は、一生の間に動かせる回数が、たぶん決まっている。
かといって使わなすぎても、なぜかあっという間にダメになっていく。
それは、機械が使えば使うほどすり減ってはいくけれど、使わなくても劣化が加速していく感じと同じ。
だから人間も機械も家も、メンテナンスをしながら適度に使い続けることが、きっと健康に長持ちさせる秘訣。
その観点からは過度のスポーツは、長い人生で考えると好ましくない代償を払っている可能性がある。
ただ例外もある気がしていて、たとえばイチローの体のメンテナンスの仕方なら、もしかしたら一般人よりも健康に長持ちするかもしれない。
少なくともイチローは足腰がだめになるのはどんなスポーツ選手よりも遅い気がするし、毎日同じ動きしかしない(同じ仕事しかしない)一般人よりもやはり遅い気がする。
ぜひ10年後に比較させてもらいたい。
もし60歳で関節を使い切ってしまったとすると、優れた医療でさらに30年生きなければならないことは、果たして幸せなのか?
40代まではそんなことは考えもしなかったが、(50歳になった途端にリアルになってきた…笑)
人生は長いから、そこまで含めて考えるべきだったかなあ…と思わなくもない。
承認欲求やエゴに振り回されて筋トレや日焼けをがんばって(←だれ?笑)、無意味に関節やお肌を酷使してしまって、
自分の身体よ、ごめんね!
でも…
そんな難しいことを考えずにアクセル全開だったから、いろいろな失敗も含めて人生というアドベンチャーを楽しめたのかもしれない!
自分の身体よ…ありがとう!
(わたしの身体は幸運にもとても健康で、そしてタフ。ばあちゃんが玄米菜食で育てることにこだわってくれたからかな。ありがとう!)
(今日の一曲)
昔から大好きな、かわいい曲!
I love Sports!
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