不安は人間の標準仕様だけど
今朝窓を開けようとしたら、鳥が飛び立っていった。
というか窓を開ける前に、カーテンを開けただけで、すごい勢いで飛び立っていった。
人間から見ると、朝日に向かって羽ばたいていく光景は、美しく爽やか。
でも鳥からしてみればきっと、「やばい!敵だ!逃げろ!」「ああせっかくの食糧が…」という感じ。笑
きっと鳥にはすごいセンサーがついていて、常時警戒しているんだろうな。
でも精神が病むほど緊張した鳥はいなそう。
一方人間は、子供のころから緊張して大きくなると、心が不自由になることがある。
不安感は鳥と同じように人間も標準仕様。
ただ人間が苦しいのは、それについてさらに考えてしまうこと。
うーん不安感が苦しいなあ。
そうか、もっと警戒レベルを上げて安心すればいいんだ。
あれ?逆効果か?もっと苦しいぞ。
どうすれば不安感から解放されるだろう?
わたしの人生はどうなっているんだ?(←これが最も苦しい)
ただいま警戒中~。以上。でいいのになあ。
でもぼくらはきっと、鳥では無理な新しい幸福感を探している。
一日の99%はなんの危険もないのに、とてもそうは思えない心配性な人間だけど、
そのために毎日がんばって、蓄えて、守ろうとしてしまうけど、
でもぼくらはもうまもなく、発見しようとしている。
警戒しないでのんびり食べたり飲んだりしていいことを…!
美しい景色や空気に全身で恍惚感を感じていいことを…!
大好きな人と幸せな時間をすごしていいことをーー!
♪♪If you like piña coladas and getting caught in the rain♪♪