自分はどんな7歳だったか?が自分の世界観を決めていた

私は自分が育児をするにあたって、何冊かの本を読みました。

その中でも興味深かったのは、シュタイナー教育の本でした。

「子供が7歳になるまでの環境で、その子のその後の人生における世界観が決まる」

その本には、そのようなことが書いてありました。

なぜあの人は、ああだったのか?

その本を読んでから、いろいろなことを思い出しました。

 

あの人はいつもネガティブ思考だった。

いつも自信がなさそうで、そして不安そうだった。

でもそれは彼女がもって生まれた「性格」なのだろうか?

7歳になるまでの間、彼女はどんな育ち方をしたのだろう?

 

また、あの人は怒りっぽかった。

いつも何かに怒っていた。

でも、活発な性格というのはあると思うけど、「怒りの性格」なんてあるだろうか?

やはり、7歳になるまでの間に、怒りが自分のベースになるような何かがあった、

そう考えるのが自然ではないだろうか?

 

それから、あの人はいつも自分の利益が最優先だった。

でも彼が人間関係の崩壊も顧みずに、自分の利益を追及するのはなぜだろうか?

もし子供のころから満たされた人生を送ってきたとしても、彼はそうするだろうか?

自分の精神的なルーツを知る

私たちが「性格」という言葉で片づけているこれらのことは、本当にその人の本質だろうか?

そしてこれは自分に当てはめて考えてみることもできます。

自分の性格、

考え方、

感じ方、

これらはどのように形成されたのか?

この感情はどこから来るのだろう?

その傾向はいつから始まったのか?

自分は7歳までの間にどんな気持ちで生きたのだろう?

 

これは、7歳の自分との対話と言えます。

大人の人間は、自分が感じたことを言葉で説明することができるし、誰かに相談することもできます。

でも、7歳の子供はいろいろ感じても、それを上手に言葉にすることはできません。

あのころの小さな自分もそうだったはずで、

その子にも誰かにわかってもらいたかった思いがあったかもしれません。

 

 

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