【子育ての悩み】子供を無駄に怒らないための8つのヒント
子供を無駄に怒ってしまって、後悔したことはありませんか?
私はあります…!
無駄に怒る、とは、親の都合で怒ってしまうことです。
大切な人を傷つけてしまわないためのアイデアを、自分なりにまとめてみました。
もし自分が心底ハッピーでも、この出来事で怒るだろうか?
たとえば「片付けなさい」の場面で、
もしここが思い描いたような広い家なら…?
理想の家で、自分自身が大好きなものに囲まれて暮らしているとしたら…?
また、おもちゃ屋で子供が駄々をこねる場面で、
もし私の財布に何億円も入っていたら?
もし私自身が我慢することもなく豊かな気持ちで暮らしているとしたら?
自分が心底ハッピーなそんな状況でも、はたして自分は怒るだろうか?
「モノを大事にしなさい」と教育するよりも…
「モノを大事にしなさい」と教育するよりも、その子を大事にした方がいい。
ぼくら自身も何が大事かをわかっているわけではないようだから。
現に、その「モノ」と「子供」のどちらが大事か?という優先順位すら、すでにあやふやだ。
できることはやってあげる。
「自分でやりなさい!」とは言わず、できることはやってあげる。
そうすると親がいっぱいいっぱいで本当にやってあげられないときは、子供も無理は言わない。
できるのにやってあげないと……!苦笑
私の友人は子供のころなんでも親にやってもらう甘えん坊だったそうだが、今では周りの誰よりも自立している。
だから自分でさせるように教育しなければ子供は自立しない、という絶対法則はないようだ。
欲しいものが手に入らない体験も必要かも。だけど…
欲しいものが手に入らなくて苦しむのも人生の貴重な経験の一つ、と思う。
だけど、そこに大人が「我慢しなさい!」と追い打ちをかける必要はない。
子供にとっては手に入らないだけで十分な体験。
親は「本当は欲しいんだよねー」と子どもの側に立ってあげられれば、それでいい。
しつけより大事なのは信頼関係
自分のありのままを認めてもらっている…という信頼感、
そんな信頼関係があれば、そもそもしつけはいらなくなることが多い。
何かの知識を教える必要があるときにも、本当はただ静かに話せばいいだけ。
聞く耳は、信頼関係によって開かれる。
反抗期はない。搾取に対する抵抗があるだけ。
「反抗期がなかった」という人は、私が知る限りでもたくさんいる。
そういう人たちはとても穏やかで、あと親子関係がとても良い。
親が子供の自尊心を奪わなければ、子供は反抗する必要もない。
反抗期という、人間の当たり前と思われている性質すらも、本当は当たり前じゃないのかもしれない。
怒ること=しつけ?
昔ある少年野球のコーチが、「ぼくが子供たちを怒鳴るのは、子供の安全を守るためなんです。」とテレビで言っていた。
怒ること=しつけ
怒ること=あなたのため
代々続いてきた自分の中のこの常識がトリックであったことを、ぼくらの世代は見破れるかもしれない。
怒るための理由を探していた?
目の前の原因が自分を怒らせているというのは、もしかしたら勘違いかもしれない。
同じ出来事でも、自分の状況によって感じ方は全然違うのだから。
では、自分が無駄に怒ってしまう原因であるそれらの感情は、いったいどこから来るのだろう?
もしその自分の中の古傷?が判明すれば、大切な人を傷つけなくて済むかもしれない。
わたしの場合
私は息子が幼稚園の頃、すごい勢いで怒鳴ってしまったことがありました。
そのときは人生がなにかうまくいっていないと感じていて、怒鳴ったのは完全に私の都合でした。
怒鳴った瞬間、息子は凍り付いたような表情になったあと泣き出し、そのあと1時間近く泣いていたと思います。
パパが自分をそんな風に怒鳴ることはそれまでなかったので、ショックだったのだと思います。
もしあの日に帰れるならやり直したい気持ちですが、それは叶わないので、今ココでできる限り愛を表現したいです!