幼少期の「よしよし体験」が自信をつくっている

赤ちゃんがとくに理由もなく泣くとき、お母さんが抱っこをしてあげると不思議と泣き止みます。

なぜ泣き止むのかは赤ちゃんに聞いてみないとわかりませんが、想像をしてみることはできます。

 

泣く子供を抱っこするお母さんは「よしよし」と言いながら抱っこします。

泣いているのに「よしよし(それでよし)」です。

その子は自分は泣いてもよい、それでも自分は無条件に認められる存在だと感じるのかもしれません。

もちろん「母の愛」を言葉だけで説明するのは不可能で、子供は理屈抜きにそう「体感」するのです。

そしてそんな体験が、人生最初の「根拠を必要としない自信」になるのではないか、と想像することができます。

 

大人になって自分の感情とうまく向き合えない人や、他人に認められないことを恐れる人は、子供のころに「よしよし」体験をあまりしていない人かもしれません。

「よしよし」をしなかったその人のお母さんを責めているのではありません。

「よしよし」が上手にできなかったお母さんは、きっと自分もそうしてもらったことがないのでしょう。

泣くと可愛がられた子供もいるし、泣くことが許されなかった子供もいて、そういうことは世代間で連鎖し、自分のがんばりでどうにかなるものでもありません。

 

自分が親な場合、上手に「よしよし」できないことで自分を責めてはいけません。

できるだけそうしたいと思っている、願っている、それでひとまずは十分ではないでしょうか。

どちらかといえば自分で自分を「よしよし」できるようになることが先で、そうなれば愛は自然と溢れ出てくるものだと思います。

 

 

 

英語では「there, there」かな。

「存在、存在、ありのまま、ありのまま」みたいな感じでいいですよね。

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