【子供の教育】人生の成功は自己肯定感の高さが決めている
学校のテストの順位が10位違っても、将来の収入の差はたぶん変わらない。
100位くらいの差だとさすがに月収で数万円の差は、最初は出ることもあるかもしれない。
だけど、月収数十万以上の差やまた10年後20年後の差になると、もはや学校での順位やどのレベルの学校へ行ったかさえもたぶんほとんど関係ない。
学校の成績と収入の差とそのあとどうなるか?には、もしかしたら大した法則はないかもしれない。
過去にはあったとしても、現代ではすごいスピードで消えつつあるように感じる。
現代の現実社会では、学校を出て数年も経つともう学歴はあまり関係なくなっていき、
生まれながらの気の強さや優しさ、また育ちにおける自己肯定感の高さや傷ついて無さなどが、裕福さや幸福度を決めていく。
自分の周りを研究しただけだけど、もともとの生まれ育ちが明るくて温かかった人はくびにならなそうだし、なっても大丈夫そうだし、そういう人がやる自営業には不思議な安定感を感じる。
親も、自分が子供だったのころの成績と人生の成功は関係がなかったのかも…という視点をもてると、気が楽になれるかもしれない。
そうなれると、子育てにおいても厳しくするよりも先に幸福感(=良質な関心に満たされる=愛される)を感じてもらうほうが優先だなあと思えてくる。
不幸な裕福さは承認欲求による出費も増えるから、お金の安定や人生の最後での収支という現実的な観点で考えてみても、不幸感によるがんばりを使った成功は割に合わない。
逆に、仮に収入が低く育ってしまったとしても少なくとも幸福ではあるわけで、収入額を増やしてあげたかったのはそもそも幸福のためだったわけだから…、
幸福な子は将来成功しやすいという最も大事な話を置いておいたとしても、
合理的に考えるほど、厳しくする教育では、義務感や罪悪感や危機感によって裕福にまではなんとかなれるかもしれないけど、
幸福にまで辿り着くのは至難の業だと思えてくる。(というか方向が真逆ですらあるかもしれない)
まあ親が物心ともに余裕がある場合は、世の中には技術者やお医者さんなど学歴が必要な分野もあるわけだから、従来の教育をがんばってもいいかもしれない。
ただそれでも、子育てでやることは基本的に子供が「愛されたなあ」と感じられたらそれでよくて、
あとはそこから生まれる高い自己肯定感が勝手に子供を導いてくれる…
勉強も、やる子は勝手にやる。
また勉強はしないけど、自分ができないからできる人の力を借りる経営者になったりする人もいる。
現代では数え切れないほどの人生成功のバリエーションがあるし、
外から見てわかりやすく立派にならなくても本人にとっては豊かで幸せな人生のタイプなんていくらでもある。
そういう星の数ほどある選択肢も、自己肯定感が高いほど、子供の目には自分に合うものがシャープに見えてくる。
そしてそれが、子供にとってのなれるだけの最高の自己実現への道。
それ以上はない。…し、必要もない。
こんな風に思えると親も気が楽になれ、(なにせ邪魔さえしなければ「勝手に」「最高へ」導かれるのだから…笑)
そして親が楽になれるほど、子供は重荷がなくなり自由に羽ばたきやすくなり、笑
…と、親子関係はどんどんシンプルになっていく…!
子育てが終わる今頃ようやくわりと冷静に考えられるようになって…
「これ…誰か早く教えてよ~」と最近よく思う話でした。
(あとがき)
子供の最高レベルの成功の鍵はおそらく「親に邪魔されないこと」。笑
ということは親は、子供の邪魔しないで済むための、自分自身への癒やし=赦しが必要…
まあそれがまた超絶難しいのだが…
しかしなぜこんなに難しいことが2つも3つも人生では同時進行なのだー神さま~?
人生が150年で、90歳から子育てが始まるなら、もっと上手にできるのに~苦笑
(関連ポエム)
今でも毎年必ずこれを観なければクリスマスを迎えられないのはわたしだけ?