一つしかない商品をできる限り高く売るための考え方

 

わたしはこれを勝手に不動産売買理論と呼んでいるのですが、

不動産とは同じものが2つとないオンリーワン商品だから、お客さんは1人いればOKです。

でもたとえば自分の家を売ろうとするようなとき、周りはいろいろな理由をつけて値段を下げさせようとします。

まあ安いほうが簡単に売れるので、売り主以外は、味方であるはずの不動産やさんすら、高く売ることにはあまり興味がないものなんです。

 

もちろんこれは不動産売買の仕組みの話なので、善悪の話ではないです。

法律を調べたわけではないけど、もしわたしが不動産やさんなら、高く売ると自分の報酬が極端に上がる歩合制で、売りたい人を探すと思います。

逆にわたしが売主なら、YOUTUBEやSNSやブログなどを使って、自分で物件紹介をします。

そして不動産屋さんには、「お客は自分で見つけるので、手続きだけのイージーマネーでお安くお願いできますか?」と頼むと思います。

聞くところによると、アメリカの不動産売買は双方に代理人がついて、これに近い流れで行うようです。

 

同じものをたくさん売らなければならない場合は、流行やお客様のニーズが~みたいな話はもちろん大事になってくると思います。

でも不動産のようにオンリーワンのものを売る場合には必ずしもそれが当てはまるわけではなく、たった1人でもいいからその特有の条件に惹かれる人を見つけられればOKです。

わたしは仕事柄不動産屋さんを300社以上知っているけど、そういう考え方の会社は、他社と同じ物件を扱っていてもお客さんからは特別に見えるようです。

 

 

自分のサービスをオンリーワンとして売ることを心がけると、少ない労力で多くの利益を上げることができます。

不動産はわかりやすくそうだけど、でも見方によっては、どんなものにもどこからしらにオンリーワンな切り口があると思います。

たとえば同じ車販売ビジネスでも、売っている人はオンリーワンで、その人がYOUTUBEで紹介する車は、なぜかどこか違って見える。

その場合は、売っているものは車というよりも自分(の時間=人生)なわけだから、その価値を高いと感じてくれる人に売りたいし、そのお互いに出し合う時間は幸せな商取引と言えるのではないかと思います。

提供している人の顔が見えるそういうビジネスは、イーロンのテスラなんて広告費0ドルだそうだし、規模が大きくても小さくても今の時代無敵だなあと感じます。(戦って勝つというより、敵と存在している次元が違う。敵が無)

 

 

わたしの友人のスバリストいわく、この人のファンにとっては、車とは近所のディーラーで買うものではないらしい。

また時計ファンの友人は、新幹線に乗らないと行けないこのお店のファンだと言っていた。

時計のようなものでも、どこで買っても同じではないらしい…!驚

なるほど「社内で最もオタクなスタッフが~」というタイトルにまず惹かれる。

 

 

 

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