「プライドが高い」は「自己重要感が低い」
プライドがあるないの話は、一般的に言う意味とは逆だなあと、個人的には感じます。
プライドが高い、というのは、自己重要感が足りない。
プライドがない、というのは、それが必要ないくらい満たされている。
という感じです。
まあもう少し細かくは、4つに分けられると思います。
傷ついているから、戦うためのアーマーとしてプライドが必要。→プライドが高い。(ネガティブ)
傷ついていて、負けていて、戦う意志をすでに失っている。→プライドが低い。(ネガティブ)
心が健康だから、アーマーは不要。→プライドがない。(ポジティブ)
心が健康で、力が余っていて、さらになにかを成し遂げてみたい。→プライドがある。(ポジティブ)
こうやって書いてみると、プライドとはネガティブな場合は「アーマー」という言葉に言い換えると分かりやすいと思います。(というか違う言葉でいいレベルの違い)
「あの人はプライドが高い」と悪口で言う場合、相手の鎧を無効にさせて、中にいる弱った獲物を食べたかったりする場合に言ったりします。
プライドが高いと言われるような人は、そもそもそういうお腹を空かせたハイエナさんたちを警戒するから、プライド?でアーマーアップしています。
逆に、プライドが高い人を見ると、優しくしたくなる人がいます。
そういう人は、生まれつき心が大きかったり、または自分も傷ついたことがあるからアーマーの必要性が理解できたりします。
そういう人が周りに一人でもいると、プライドというとげとげのアーマーで逆に周りを傷つけてしまうような事態になる前に、
アーマーを脱ぎ、適切に癒されるようなことも可能になります。
自分がネガティブな意味でプライドが高いなあと感じる場合は、
安全な場所ではちゃんとアーマーを脱ぎ、自分の弱さを直視する時間をもつと、(できれば独りではなく安全なだれかと一緒に)
アーマーを否定することなく、(アーマーはまだ必要)
アーマーが不要な楽な場所が、少しずつでも増えていくことにつながります。
そしてもし自分に余裕がある場合は、
プライドが高いネガティブな人やプライドが低いネガティブな人がいたら、
優しくしてあげよう。
(とくに昭和生まれの恵まれない男性に)
(いつでも受付中:-)
もうすぐクリスマスだし
この人のアーマーも「自分(の心)を守るためのコクーン(繭)」だったと言っている。