上の世代を赦すための考え方

 

若いあなたの世代は

きっと二酸化炭素排出量を

ぼくらの世代のころよりも大幅に削減するだろう

 

でも

いくら削減したと言っても

あなたも二酸化炭素は出している

 

たとえ今EVに乗っていても

あなたがそこまで育つ過程で

あなたのせいじゃなくてもすいぶん出たはず

 

そもそもあなたは

あなたの両親がアクセル全開で車をぶっ飛ばして病院へ急いだおかげで

無事に生まれたかもしれない

 

さらに削減し、排出が呼吸くらいになって

その分も木を植えたりもしくは吸収するマシンを発明した、さらに次の世代からは

あなたの世代も貪欲に排出した存在に映るだろう

 

 

 

でもそんなあなたが次の世代から責められたとしても

あなたが人類にとって好ましくないものをいろいろ昨日よりも削減したことは

間違いない

 

それは二酸化炭素だけじゃなくて

 

たとえばあなたはたぶんペットを叩かないだろうし

お店で悪態もつかないだろう

（両方とも昔はわりとみかけた）

 

後輩に偉そうにする量も

上下関係を使って人の心のお金を奪う量も

正しいからといって人を責める量も

確実に削減していると思うし

 

自分の子供を責める回数も

自分の父親と比べて

あなたのことだから削減していくことだろう

 

あとはもしかしたら最初の話を覆すような

CO2の罪などそもそもなかった…というような発見へ至るようなことも

いろいろな政治問題が片付いていけばありうるかもしれない

 

 

 

それについてあなたの次の世代はそんなの当たり前だと思うだろうし

それ以前に自分の世代の課題で精いっぱいであなたに感謝をする暇もないだろうから

わたしがしておく

 

あなたよ、ありがとう

 

（余談：今そう言ってみて思ったけど、問題解決は二世代よりも三世代で考えると良いみたい。いまおじいちゃんとしての役割を果たした気分）笑

 

 

 

そしてその観点でいくと

あなたの周りの上下関係おじさんも

受け継いだ負債を

なかなかの割合でたぶん

削減したはず

 

引き受けた量が膨大な家系の場合は分かりにくいし…（これは家系ぬきの個人単位で考えると理解ができない）

 

社会のババ抜きで負けた人（←ひとの負債を引き受けたのにその献身を理解されなかった人）は荒れているからさらに分かりにくいけど…

 

でもたぶん

 

全体における削減に貢献していないおじさんは

いない気がする…

 

 

 

だから心に余裕がある人は

今日は

まわりのおじさんを少しだけ褒めてあげてくださいな

（→I’m here.笑）

 

（でも少しだけね

おじさんは調子にのるとめんどくさいからね笑）