おサルのころからの古いホルモンを使ってそれでビビッとくるみたいな方法で「人間として」幸せになるのはたぶん無理

浮気が心配になるのは

自分がテクニックでおとしたような相手だから…

 

この男は

再び誰かの

最新かつ高度なテクニックでおちるだろう

 

というのがリアルに想像できてしまう

 

その場合

心配にならない方が難しい

 

またそれは男も同じ

 

たとえば筋肉で興味を惹いた彼女なら

ジム通いはやめられない

 

またそれが流行のヘアスタイルだったなら

髪の毛が抜けることは許されない

 

そしてそれが富だったなら

事業が失敗することは愛？の終わりを意味する

 

ちょっとでも気を抜くと

自分のよりも優れた筋肉やヘアスタイルやファッションや富や若さや社交技術に

もってかれちゃう

 

それが怖い

 

だから少しでも大きく強く見えるように

群れ（社会）の中で少しでもエラくなれるように

人気があるように見えるように

男は涙ぐましい努力を続けなければならない

 

 

 

「ありのままのあなたがいい」

という相手を見つけるにはまず…

自分がありのままの自分を開放する必要がある

 

そうしないと

いくら運命の相手でも見つけようがない

 

だから運命の相手をゲットするためにどうやって自分を高めるかというよりも

 

運命の人ではない人々に嫌われたり相手にすらされない恐怖を乗り越えて

どれだけありのままであれるか

が本当のポイントだろう

 

とはいえ言うは易し

 

それは群れで暮らすぼくら類人猿にとっては

本当に恐ろしいこと

 

ただもしかしたら

恋愛も婚活も友情もそれから商取引まで

自分の中のそんな恐れ（もう不要になった古い恐れ）に向き合うことの方が

メインテーマなのかもしれない

 

自分の中の

強さやセクシーさや人気を求めるおサルのころからの古いホルモンを使って

それでビビッとくるみたいな方法で

「人間として」の伴侶を選ぼうとか

「人間として」幸せになりたいみたいな発想には

もう無理があるのかもしれない