犬が可愛がられるのはしゃべらないからよね…悲
「犬が可愛がられるのはしゃべらないからよね…」
昨日行った喫茶店で、後ろのご婦人のグループ(私の母の世代かな?)からそんな会話が聞こえてきました。(大きな声だった。笑)
そういえば、以前目にした婦人向けの雑誌の表紙にも「もっと気配り上手になろう」みたいなキャッチコピーがありました。
うーん…
なんだろう…
そのへんになんだか…日本人の女性の閉塞感を感じてしまうのは、わたしだけだろうか。
日本人は世界一気を遣って生きてきた民族のはずです。
それも、とくに女性。
それなのに、「もっと」って…なんだろう?
幸せになれないのはそれが足りないから?
ほんとにそう?
いい子になる教育を受けてきた人たちは、そういう無茶な論理を真に受けちゃう。
好きなことを言うことはできない…
他人に好かれなければならない…
自分ではなく相手が基準…
こういうのを何の疑いもなく自分の人生だと思っている。
とはいえ、「すごいな」と思ったのは、ゲラゲラ笑いながらそんな愚痴を言いまくるそのおばさま方…
「犬のようにしてればいいのよー、男はばかなんだから!がっはっは。晴」
すげー…たくましい…笑
最終的には屈しない、日本の女性の強さをみた気がしました。
でもやっぱり、できれば最初から自由に生きて欲しいな、と願います。