女性性というパワーについて考えてみる(+だめな男のブルース)

これは一般的なイメージですが、

家事をしなかったり、子育てに非協力的だったり、家に帰ってこなかったり、酒を飲んで荒れたり、

そういう世の夫婦の問題は、ほとんど男性が悪い。

もうほぼ100%必ず例外なく男性が悪い。笑

 

 

ただ、そんな男性がかわいそうだなあと感じることが、ごくまれにだけどある。

それは女性の脳内のコントロール欲が暴走したとき。

腕力と権力を除いたうえで女性と対決して、勝てる男性はほとんどいないと思う。

それほど女性は本質的に強い。

直接対決の言い争いはもちろんだけど、とくに周りも巻き込む政治力において、その強さはやばい。

そして実際の社会では、腕力はもちろん権力も少しずつだけど使いづらくなっているから、(←良いこと!)

そんな中、高次元な頭脳を持った女性がシンプルなモンキーブレインしかもたない男性を本気で責める場合、もしくは罪悪感をあおる場合、または騙す場合、

男性の心を再起不能にするくらいの力は、余裕であると思う。

 

酒を飲んで荒れるような男性とは、ほんとうにダメな男もいるだろうけど、

見方によっては、諦めてしまった男性。

それまで女性を喜ばせようとがんばってきた男性も、これ以上は無理…となってしまったのかもしれない。

本当は言いたいことがあっても言えず、モラルハイグラウンドをとられているので反論もできず、自分を抑えるしかない。

そうやって追い詰められてしまっているケースはある気がする。

(だめな男ということになっていたわたしの父にももしかしたらそういう一面もあったかも)

 

 

だめな男に悩んでいる女性には、自分の強さを自覚してほしい。(モンキーブレインから自分の安全を確保した上で)

そして自覚できたら、その大きな力は責任を伴うから、適切に扱ってほしい。

利用するなら、ちゃんと報酬をあげる。

使い捨てるなら、早めに捨てて自由にしてあげる。

自分が自分の強さをコントロールできたら男性も併せて幸せにできるケースなら、自分のエゴを直視してみる。

なぜ勝ちたいのか?なぜ負かしたいのか?

それを否定するわけではなく、そんな感情がどこから来るのか?を瞑想してみる。

 

女性のコントロール欲や責める力や弱さを使って相手を陥れる力は、使い方によっては男性の支配欲や暴力や古いタイプの政治力と同じ。

今の先進国での時勢においては、女性は男性を抑えた上で傷つけることがその気になれば可能なわけだから、権力と言ってもいいかも。

さらには、自分にそんな力はない…と自分で思い込むことすら、もしかしたら無意識の戦略の一つかも。

自分は、今の時代において腕力や古いタイプの権力よりも実は強い武器を持っているかもしれないことを、勇気をもって自覚する。

 

 

女性は、自分の中に秘められたそんなパワーを、どう使っていくのか?

男性脳は自分が勝てる状況になったときに、自分を適切にコントロールするという選択肢は思い浮かばない。

それは心がけの話ではなく脳の構造だから、狩りの最中の野生動物にお手をさせようとするのが難しいのと同じレベルで、どうしようもない。

進化の歴史的には、だから女性には自他をコントロールできる能力がある。

そしてついに、そういう力のほうが優勢な時代に、人類の歴史上初めてなりつつある。(まだまだこれからだが)(ちなみにチンパンジーのころは健全に逆だったそう)

パワーが単純な勝ちの快感のために使われない時代が、初めて来るかもしれない。

 

 

だめな男に悩むあなたは、おそらくそんな進化の、最も有望な枝の最先端にいる。

コントロールしてあげる愛

見捨ててあげる愛

喜んであげる愛

喜んであげない愛

あほさをはっきりとモンキーブレインにも分かるように指摘してあげる愛

戦うのを褒めない愛

がんばらなくてもたまに愛をあげる愛

無条件に愛をあげる愛

愛にもいろいろあるけど、

いま時代はそんな自分の強さを自覚した女性性のパワーを必要としている。

それはもしかしたら、「人類はそろそろ古い種類の男性性からの卒業のときにきているよ」という、進化の神さまからのサインかも。

 

 

 

(男性も自分の中の女性性を恐れを乗り越えて開放できれば、生き延びられるかも)

 

 

 

“With great power comes great responsibility” (ウィキ)

『大いなる力には、大いなる責任が伴う』

女性性のパワーは男性性よりもおそらくはるかに強力。

現状は、罪悪感や自分は弱いというあえての勘違いによって、その強大な力を抑えている。

 

 

 

(少し急ぎすぎた気もするので、下記もぜひセットで読んで欲しい)

あなたの「弱さの表現」に惹かれる男性はやめておいたほうがいいと思うよー

「男らしさ」は地球にもう要らない

男はほんとうは女性が強いほうが幸せ

 

 

 

不二子ファンは多いだろうからわたしが言うまでもないけど、

ルパンが泥棒なのに悪人でないのは、ルパンの資質もさることながら、不二子の存在がやはり大きい気がする。

そこにあえて乗っかるルパンも、新しい時代の男性の在り方だなあなんて思う。

そんな物語が昭和にすでにあったとは……!驚

 

 

 

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