ペットマインドから抜け出そう

ペットマインドとは

ちょうだいちょうだいすることで相手に存在感を与え

そして相手が差し出すものを受け取って喜んで見せ

さらにありがとうと言う

そういうマインドのこと

 

本当は自分でえさを見つけることができるのに

無意識にもあえて弱くなり

相手に自分に対する権力を与えるマインドのこと

 

こういうマインドは

自分の価値が低いと感じている人が陥りがち

 

その食料を得るためには

それだけのプロセスが必要で

 

相手を喜ばせないと自分は生き延びられない

そう信じて疑わない

 

自分がそんなマインドであることに

気が付いてすらいない

 

気が付いてしまったらあまりに惨めでできなくなる…

(その場合はよかったねとなるけど)

 

 

仕事で言えば

こういう関係性で雇用されている人は多いかも

 

そしてそれは

社長が他に必要とされるためにあらゆるリスクを背負い込むことと

セットだったりする

 

この場合、どちらも欲しいものは

「自己重要感」

 

そうやって雇用される人や

そういう動機で社長になった人は

欲しいものが無意識にも実は現実の利益ではないから

うまくいかないことが多い

 

利益を上げるための合理的な思考にはなれずに

大事にされたかどうか…

がんばる姿勢を見せてくれたかどうか…

みたいな

相手との関係性ばかりに目がいってしまう

 

 

勉強をがんばって愛を手に入れる

勉強ができた度合いに応じて褒める

いい人になる

従順だと褒める

責任を背負い込むと褒められる

そういう人を褒めて自分は謙虚に下に行く

かわいがる

かわいがられる…

 

挙げればキリがないけれど

一般的には健全だと言われるやりとりも

ペットマインドという観点からは

なんだか不健全にみえてくる

 

 

したたかに下の立場を演じることも、ときには必要なこともあると思うけど

自分の自己肯定感が下がるような不健全なパターンのペットマインドからは

できれば抜け出したい

 

利益のためなら

一緒にチームとして利益をあげたらそれでOK

 

そういう仕事は

目的と行動が一致しているからうまくいく

 

そしてそういう仕事では相手との関係性を気にする必要もなくて

たいていは対等の関係になれるし

そうするとときに本当の友情に発展したりして

内心求めていたものもサプライズ的に手に入ったりする

 

 

また

不健全なタイプの飼い主マインドから抜け出せれば

相手が自分から去るのではないか…

という恐れから解放される

 

閉じ込める必要もなくなるし

管理する必要もなくなる

 

また、意図的に欠乏させて求めさせるみたいな

いじわるなこともしなくてよくなる

 

必要とされるために無理に背負い込んできたものも

降ろせる

 

 

そして自分がどちらの場合でも

人間関係が欲しいのなら

そんな上下関係に頼らずに

まっすぐ対等に友達や家族との関係を大事にすれば

本物が手に入る

 

 

そして仮に

どうしてもそういった依存関係から抜け出せなかったとしても

どちらの立場であっても自分がそういうマインドだったことが理解できると

その相手をしてくれている相手に対して感謝の気持ちがわいてきて

関係性が変わる

 

 

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最近ハムスターを飼い始めて、

ハムさんがくれくれをすると無性に嬉しくて、

えさをあげるたびに自分の存在感を感じてます。笑

 

ただ…

ハムスターを飼ってみて、

わたしにくれくれをしてくれているハムさんを見ても、

どこか自分を見ているようで、

複雑な気持ちです…。笑

 

 

我が家にも少し慣れてきたかな…な寝顔

 

 

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