元気休みでーす!のススメ

又聞きなので確かではないのですが、

ある幼稚園では「元気休み」という制度があるそうです。

 

要するに、なんの理由もなく休んでいい、ということのよう。

 

今日は○○ちゃん、元気休みでーす!

…って…

 

すごい…すごすぎる…

新しい!

 

 

 

実はうちはそういう主義で子育てをしたので実感しているのですが、

 

なんの理由もなく休んでもいいと思っている子供は、

不思議とむだに休む必要がなくなるんです。

 

逆にすごく休みたくなる子は、

そういう「許されない状況」から逃げるために、自分の身を守るために、

休みたくなる。

 

そして、休むのに「おなかがいたくならないとだめ」と思っている子供は、

そのうち本当におなかがいたくなる…

 

一時的におなかがいたい程度で済めばよいが、それでも許されないと、

さらにレベルを上げた痛みが必要になってしまう…

 

大人に対してなんの武器も防具も持たない子供がそうなってしまうのは、

考えてみると当たり前の話です。

 

 

 

難しいのは、

これを「休ませないためのテクニック」としてやるのではなく、

 

「本当にいつでも休んでもいいんだよ」

という心からの赦しでやる必要があること。

 

ここは自分に正直にならないとできない。

 

そうなると、自分が心からそれを許せる必要があって、

 

そうなるには、自分が自分自身をあらゆるレベルで心から赦せる必要がある…

 

許せない自分を赦す必要すらでてくる…苦笑

 

 

 

いまうちの子供たちは、電車が止まりそうでクラスの半分が休んでも、行く。

 

電車が止まったら迎えに行くのがめんどうだからたのむから休んでくれ…と懇願しても、行く。

 

あるときはほんとに電車が止まったので歩いて行ったらクラスルームにほとんどだれもいなくて、

悪友たちに勝った気分になって、笑ったらしい。もうやめてくれ。

 

(それをとくに褒めようという気持ちもない。人生はその日出席したかどうかではたぶん決まらないから、本当にどっちでもいい)(でもたしかに面白くて笑える)

 

そんな子供たちも幼稚園のころはまあまあ休んだし、

小学生のころも、とくに低学年のころ、わりと元気休みをした記憶があります。

 

 

 

これを別の角度からみると、

子供が休みたいと言うとき、それは、

 

「おい、ほんとはあなたがこうしたいんだろ?

よーしおれが見本を見せてやるよ。

とことんやってやるよ。

たとえあなたが鬼に変身してもね。

 

とはいえまあ理由なしでは怖すぎるから、笑

そしてこっちとしてはあなただけじゃなくせんせーまで相手にしなくちゃならないから、

おなかがいたくなる必要があるけどね。

 

仮病で無理なら、本当におなかが痛くなってやるぜ。

それでも不十分なら病気になるまでやってやる覚悟すらあるぜ。

 

……あなたが自分自身が休むことを赦せるようになるまでね。」

 

という、想像を超える大きな愛なんですよね。たぶん。

 

 

 

わたし自身は、不幸に苦しむ母親に対しての自分の反抗期を自ら抑え込んだ、超いい子で育ったタイプだから、

子供が休むと一人でパニックになったりしていたけど、

 

でも真正面から取り組んでみて、よかったと感じています。

 

人それぞれみんな育ちは違うし、

いろいろな事情もあると思うけど、(もっと難しい状況にあるなど)

 

子供が休むことに悩んでいる人は…

 

あちらも体を張っているので…

 

こちらも一刻も早く…

 

癒されないとねー

 

(自分にも元気休みをOKにしてあげられたらいいねー)

 

 

 


(やくにたつきかんしゃ きかんしゃトーマス・ソング)

子供のプライドもあるので内緒だが…

幼稚園に到着したのに引き返したことも何度かあった記憶がある。

上の子はクラスの中で最も登園拒否が強い子だったけど、学校に普通に行けるようになったからという意味ではなく、すごい子だ。

ストレートな意味ではなく、ありがたや~

幼稚園の送り迎えの車内でよくトーマスを聴いた。

久しぶりに聴いたら涙腺が大変なことになった…笑

しかし「やくにたつきかんしゃ」というタイトルといい歌詞といい…、泣かせるなよー

こっちはやくたとうがたつまいがきみのことがだいすきなのにーーー

 

 

 

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