本当の意味でたまに現実的になってみると気が楽になれる

おれは自分の目で見たものしか信じない、おれは現実主義者だ、というようなセリフを映画などでたまにきくけど、

もし本気で「現実」について考えるなら、

まずは「自分には本当の現実の世界は見えない…」というところから始める必要があるかもしれない。

 

たとえば本当の現実の世界には、固いものなんてないらしい。

すべてのものは素粒子でできていて、それらは振動していて、電子にいたっては激しく飛び回っている。

原子にはまだ意味があるけど、素粒子にまでなると、もうそこには少なくともわたしに理解できるような意味はない。

あなたの粒子、わたしの粒子、とかもない。境目もない。

ただここはそれに満たされているだけ。

光ですら粒子だそう。(最近子供に教えてもらった。知らんかった~)

 

昔学校で「原子が一番小さい」と習った気がするのに、それももう違うとのことだけど、

そのうち「粒子一個が宇宙一つでした」みたいなオチが発見されても、もう驚かないだろう。(驚くけど、どこか納得の驚き)

8k映像も、驚くほどリアルだけどそれでもやはり画素の集まりに過ぎないし、本当の意味での「動画」でもない。

ぼくらはただのつぶつぶゆらゆらに自分の観たい物語を観ているだけ。

ぼくらにとっての「現実」とは、雲がなにかの形に見えたりすることとそんなに変わらない話かもしれない……

 

 

年に1回くらいでも「現実」をこのくらいに考えられると、人生が気楽になれるかもしれません……!(気休めではなくそちらのほうが真実とのことだから)

 

 

For 経営者

THERE IS NO SPOON

 

 

そんな「現実」を視覚的に見せてくれたのが、マトリックスという映画だった。

新作楽しみすぎる。貼っておいてなんだけど、わたしはトレーラー↑すら観ないっ。

 

マトリックスでは、主人公が世界はただのプログラムであることを見抜いたら(=悟ったら)、現実の見え方が文字通り変わった。

そしてまるでプログラムを書き換えるように、目の前の現実を変えることができるようになった。(Matrix1)

There is no spoon…

スプーンはない。あるように見えるだけ。触るとあるように感じるだけ。スプーンもその周りの空気もプログラム。

ぼくらの現実世界でも、スプーンとその周りの空気にとくに境目はなく、そこはただ粒子に満たされているだけ。

そんな現実世界で、スプーンを曲げるのも、エージェントみたいに厳しそうなあの人と仲良くするのも、これまで自分が解釈していた世界ではどうも無理な気がしてしまうけど、それらがもしただの粒子なら……

なんとかなるんじゃないか?

それどころか、どうとでもなるんじゃないか??

念力かなにかで。(Matrix2のラストシーン以降)

 

 

 

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