母はわたしの中の祖母の性質が嫌いだっただけなんだと気がついたら楽になった話

人間関係のための強さと命としての強さ

↑ここでじいちゃんのことを書いたので、次はばあちゃんのことを…

 

 

わたしの祖母は、車に乗るときには後部座席にしか乗りませんでした。

買い物はだれかに連れていってもらうものだと、なんの疑いもなく信じていました。

だから冷蔵庫に食べ物がなくなっても、だれかが後部座席で買い物へ連れて行ってくれるまでは行かないような人でした。

わたしの実家は祖父と父で2回倒産したような家だったから生活に困ったこともあったのに、いろいろな人たちにたすけてもらいながら、結局その方針を曲げたことはたぶん一度もなかったように思います。

 

当時わたしは祖母のそんな性質を嫌いだと感じることも多かったけど、祖母のそれを嫌いだったのは母だったんだなあと、最近では理解ができるようになりました。

わたしのインナーマザーはわたしの感情のコントロール権を100%握ってきたから笑、わたしも嫌いだと感じてきたようです。

でも母も祖母もなくなりしばらく経ってみると、わたし個人は実は祖母のそんな女王様みたいな性質が結構好きだったことに気が付きました。

好きどころかわたしにもそういう性質が大いにあり、それは完全に遺伝しているんだなあと思うようになりました。

(どうりで幼稚園の頃の先生方の間でのわたしのあだ名は「とのさま」だったわけだ…笑)(←母がこれをよく愚痴っていた)

 

なるほど、母はわたしのことが嫌いで仕方がない様子だったけど、それはわたしに遺伝していたものが嫌いだったんだなあということが理解できました。

そしてそう気がつくと、それは相性の問題だから仕方がないよなと、時間はかかったけれど手放せるようになりました。

思い返すと40代前半でこう気がついてから、母とうまくいかなかったことへの罪悪感がずいぶん減ったように感じているのです。

 

 

 

わたしの祖母が主役の映画(笑

(見た目もそっくり)

 

 

 

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