自分のエゴに無償の愛の光を
エゴとはまるで、小さなころの自分自身のような存在です。
幼少期に自己重要感に満たされなかったその子は、その後の人生のすべてをかけてその欠乏感を満たそうとします。
でも残念ながら、その努力が報われることはありません。
なぜなら欲しがっているものが、すでに失われているからです。
小さなころ満たされなかった自己重要感は、外の世界でもらえるものによって埋め合わせることはできないのです。
でももし私たちがこうやってその子の存在に気が付くことができるのであれば、チャンスがないわけでもありません。
私たちがその子に意識の光を当ててあげることができるからです。
その子にとっての私たちの意識の光は、外の世界でがんばってやっともらえる心の日銭などではなく、ほとんど初めて感じる無償の愛の光となることだと思います。