子供へのお小遣い、自分へのご褒美、新しいあげ方
「競争に勝つという専門性」では、競争の中でしか生きていけない。
だれかの船でほかの船員と職業争奪戦に身を投じるしか、生きる道がなくなっていく。
競争は激化こそすれ楽になる日は来ない。
なぜなら、競争はそもそも順番を決めるためにやっているから。
みんなが100点をとれるようになったら問題をもっと難しくする、
そういう仕組みになっている。
なんのために?
どこへ向かってるの?
その延長線上に「幸せ」が見えないように感じてしまうのは、現代人の悩み。
猪突猛進で夢がみれた昭和が懐かしい。
ところで、子供へのお小遣いは、
「成績が良かったから」「なにかお手伝いをしたら」じゃなくて、
たまにでも「あなたが可愛くて可愛くてあげざるをえない」
とあげてみるといいらしい。
そうすると、子供は「自分はかわいいだけでもらえるのか」と信じることになり、
人は信じた人生を生きるわけだから、ただ在るだけで幸せに生きていってくれることになり、
それはひいてはわたしたちの最大の願い(子供の幸せ)が実現することにもなる。
でもその前に、自分の心の財布にそのための原資がなければ、それも無理。
だから今日は、ただ自分になんの理由もなく価値があるから…という理由だけで、美味しいものを食べちゃいましょー。(笑
ご褒美をもらえるようなことはとくになにもしていないぼくにも、なぜかこのフィッシュアンドチップスとビールを楽しむ価値がある(はず)