心をリセットするマインドフルネス的リフレッシュ法

人間関係の中だけで生活していると、つい自分を見失ってしまうことがあります。あまりに長い間自分の気持ちを抑え込んだままだったり、意に反したことばかりをやっていると、自分から生気が減っていくのが分かります。

そんなとき心をリフレッシュさせることができれば、自分自身との関係が改善し、生きる力を再構築することができます。

一人の時間をもつ

外の世界とうまくやるためには、自分の軸が安定している必要があります。自分の軸とはつまり自分自身との関係のことです。

自分のことが好きか嫌いか、久しぶりで話しかけれないほどギクシャクしていないか、気持ちを聞く時間をとってあげているか、ちゃんと散歩に連れて行っているかなど(笑)、他人のことには一生懸命でも自分のことは放ったらかしなことは多いものです。(とくに日本人は)

たとえば食べ過ぎや消費依存は、自分にかまってあげているようでいてその逆な、自分の中の自分が満たされていないサインです。子供に、遊んであげるのではなくゲームを買ってあげる感じに似ています。自分と向き合ってあげるためには、一人の時間が必要です。

自然にふれる

緑が身近にある環境で生活をすると、実際に寿命が延びたり病気になりにくかったりするということを証明する研究結果があるそうです。わたしは森の中に住んだことが何度かありましたが、そのときは心身ともに調子が良かったのを覚えています。

今は森の中には住んでいませんが、自然を感じれる、身近にある気軽に行けるスポットをいつも把握するようにしています。

移動する

人生において、心の持ち方は大切です。

でも今の自分の基本的な心の持ち方は、自分が持って生まれた遺伝子と、あとはそのあとにどういう環境で育ったかに影響を受けて出来上がりました。遺伝子は自分の意志で変えられないにしても、環境を選ぶということはとても大切なことで、自分にとって好ましい環境を選ぶという姿勢は、次の自己に対する好ましい観念を作ることへつながります。

今ココの心の持ち方は選べなくても、環境は選べることがあります。住む場所や職場や人間関係など、次の自分のために、選べる限りの好ましい環境を選びたいです。

旅に出る

苦難はそこから「動けない」という思いこみから生まれることが多いものです。移動できるなら人間関係に悩むこともなく、誰とでも旅先で出会った関係のように、寛大に付き合うことができます。

現状どこかへ移住したり転職したりすることが無理でも、旅に出ることはできます。旅に出れば、自分がいる場所が唯一の場所ではないことを、全身で感じることができます。いろんな世界があって、どんな人生もありえるんだというイメージは、自分の心を自由にしてくれます。

頭の中で旅に出る

思考には2種類あります。一つは扁桃体が主体となった「自動的に起こる思考」。もう一つは、思考したい内容を自分で決めて思考をする「マインドフルネス思考」です。

マインドフルネス思考は、出来事への自動的な反応ではなく、能動的でクリエイティブな思考です。だから行ったことがない場所や、やったことがない生き方についても思考することができます。

もし現状が移動が不可能な状態であっても、頭の中で旅に出ることは可能です。もしその旅の中で本当に行きたいところが見つかれば、それはビジョンとなり、新しいエネルギーとなります。

 

 

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